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むちうち
こんにちは。
つつじヶ丘整骨院の秋吉です。
今年はスポーツの世界大会で日本は大活躍していますね。今はラグビーのW杯が開催されています。
ということで今日は、ラグビーやアメフトなどのコンタクトスポーツで起こりやすい、「むちうち」のお話をします。
「むちうち」は正式には「頚椎捻挫」や「外傷性頚部症候群」などと呼ばれ、強い衝撃により頭が揺さぶられることで首(頚椎)に負担がかかり、痛みや不調が出るものです。スポーツ時の衝突の他によく知られているのは交通事故、日常でも転落や転倒などが主な原因として挙げられます。
主な症状は、
頸の痛みや動きの制限、しびれ、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、嘔吐などさまざまです。
症状は負傷から数時間後や翌日など、遅れて出てくることがあり、症状の多くは2~3か月以内に徐々に良くなっていくと言われていますが、数ヶ月、数年と症状に苦しめられる方もいます。
スポーツ時の衝突や交通事故などで頭を強打している場合は、頸だけでなく脳の損傷を疑う必要もあります。
一般的に「むちうち」と言っても、いくつかの種類に分けられます。
●頚椎捻挫
首まわりの靭帯や筋肉が損傷した「頚椎捻挫」がいちばん多くなっています。
頸の痛み、頸の可動域制限、肩や背中のハリ感、頭痛、などが主な症状です。
●脊髄損傷
頸髄を損傷したものです。
手足のしびれや放散痛が主な症状です。
重症の場合は、歩行障害や膀胱直腸障害(頻尿、便や尿が出にくい)を生じる場合があります。
●神経根損傷
脊髄から枝分かれしている、末梢神経の根元(神経根)を損傷したものです。
神経の支配領域に生じる、しびれや放散痛、筋力の低下などが主な症状です。
●バレー・リュウ症候群
自律神経が損傷した状態をバレー・リュウ症候群といいます。
自律神経が乱れることで、頭痛、めまい、吐き気、耳鳴りといった症状がみられることがあります。
●脳脊髄液減少症
脳や脊髄を覆っている硬膜が破れ、脳脊髄液が漏れ出たものです。
起立性の頭痛やめまい、耳鳴り、倦怠感といった症状がみられることがあります。
一般的にはレントゲン検査によって診断を行いますが、骨折や神経の傷害はレントゲン検査ではわからないこともあり、MRIやCTでの検査が必要な場合があります。また、各種画像検査でははっきりと損傷部位がわからないことも多いようです。
※バレー・リュウ症候群、脳脊髄液減少症などは専門医しか診断ができない場合もあります。
一口に「むちうち」と言っても、比較的軽症である筋肉や靱帯を傷めただけのものから、骨や神経の損傷を伴う重症なものまで様々です。例え軽症であっても安易な自己判断は避けて、医療機関を受診するようにしましょう。
つつじヶ丘整骨院での鍼治療やハイボルテージなどは、むちうちの症状にも効果的です。
気軽にご相談ください。
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