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骨のお話2
こんにちは。
つつじヶ丘整骨院の秋吉です。
今日は骨粗鬆症の話の続きをしたいと思います。
骨粗鬆症で骨折しやすい部位は4箇所あります。
・橈骨遠位端骨折(とうこつえんいたんこっせつ)
手首の骨折です。転んで手をついた時に骨折しやすいです。
折れ方によってコーレス骨折、スミス骨折などの呼び方もあります。橈骨は親指側の骨ですが、小指側の尺骨を同時に骨折していることも多いです。(尺骨遠位部骨折、尺骨茎状突起骨折)
ギブス等で固定します。重症度によっては手術をすることもあります。
・上腕骨近位部骨折(じょうわんこつきんいぶこっせつ)
腕の付け根、肩の骨折です。転んで手をついた時や、肩を直接打った時に骨折しやすいです。
アームスリング(三角巾)等で固定します。重症度によっては手術することもあります。
・大腿骨近位部骨折(だいたいこつきんいぶこっせつ)
足の付け根の骨折です。転んで尻もちを着いた時や、足の付け根を打った時に骨折しやすいです。
大腿骨は人体の骨の中でいちばん大きい骨で、大腿骨近位部を骨折した場合は手術・リハビリをしないと寝たきりになってしまいます。
・脊椎圧迫骨折(せきついあっぱくこっせつ)
転んで尻もちをついた時に骨折しやすいですが、日常的なちょっとした衝撃、咳・くしゃみなどで骨折している場合もあります。そういったいつ骨折したかはっきりわからないものは「いつのまにか骨折」と呼ばれます。
ひとりの人が何箇所も脊椎圧迫骨折をしていることもあり、背中が曲がることで内臓を圧迫して、食欲不振や息苦しさを感じるようになることもあります。
体型に合わせて型を取ったダーメンコルセットで固定します。
近年は骨セメントを注入するような手術もあるようです。
いずれの骨折も、まずは骨折部位を安静・固定しないといけませんが、骨折部位から離れた部位まで安静にし過ぎると、元気だった筋肉が落ちてしまったり、健康な関節が固まってしまったりします。
具体的には、橈骨遠位端骨折後、手首はよくなったのに手の指が動かなくなってしまった‥とか、脊椎圧迫骨折後、膝が曲がりにくくなってしまった‥などです。
つつじヶ丘整骨院では、保険治療に自費治療をプラスした全身治療で全体のバランスをみていきます。
定期的に治療をすることで、骨にも刺激が伝わり骨折の予防にもつながります。また転倒しにくい身体を作っていくことができます。
骨粗鬆症の予防のためにできることは、以前のブログもご覧ください。
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鍼灸師 秋吉未来
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